Lovableさん

老犬が散歩で歩かない時はどうする?時間や速度などの注意点

どんなにかわいいワンちゃんも、着々と年を取り、あっという間に、私たちを追い越して行きます。

見た目元気に見えても、やっぱり年を取ると、動きが鈍くなったり、以前できていたこともできなくなってきます。

そんな中、大好きな散歩は、どう変化させていったら良いのでしょうか?

何歳から老犬になる?

ワンちゃんは、人間より約4倍の速さで年を取ります。

小型犬・中型犬では、9〜12歳くらい。大型犬では7〜10歳くらいから、シニアの仲間入りになるようです。

もちろん、それぞれのワンちゃんの個体差もあります。

老犬を散歩させる際の注意点

恐らく、子犬の散歩をしていた頃より、いろんなことに、気をつけてあげなくてはなりません。

注意深く、毎日ワンちゃんを観察していると、わかってきますよね?あれ、

最近、散歩は喜んで行くけど、前みたいに足の運びが軽くないなあとか、走らなくなったなあとか。

周りの音に、前みたいに即座に反応しなくなった。とかもありますね。

それは全て、老化現象なんです。

更に年を取ると、ワンちゃん自身、歩きたいのに、思うように歩けないで、散歩で突然、動かなくなってしまうこともあるかもしれません。

では具体的に、何に注意して散歩したらいいでしょうか?

1・ワンちゃんの体力次第ですが、飼い主さんから見て、明らかに足腰が弱って見えるようであれば、いきなり、大好きなお散歩を短くするのではなく、少しずつ、ワンちゃんの歩き方を見ながら、散歩の時間を短くしていきましょう。

散歩が大好きなワンちゃんは、自分の体力を超えていたとしても、走り回る子もいます。

そこは飼い主さんがちゃんと観察してあげましょう。

散歩後、ぐったりするようであれば、散歩は長すぎです。

2・ゆっくり、ワンちゃんのペースで歩きましょう。

若かった頃は、運動のため、走ったり、小走りしたり、たまに坂を登ったり。

老犬になっても運動は必要ですが、以前ほど、運動量は必要ありません。

関節を痛めたりしないよう、注意しながら歩きます。

3・関節や肉球を痛めないように、極力、アスファルトを避け、芝生や土の上を歩かせましょう。

4・お散歩の時間も気にした方がいいですね。

前にも増して、暑い日差しや、寒い風や雪は体に応えます。暑い夏の日は、日が登る前か、完全に日が暮れて、涼しくなってから。

冬は、日が照っている日中が、ベストな散歩時間です。

5・散歩する場所にも注意が必要です。

車や人が多い場所は極力避けた方がいいです。

ワンちゃんも敏速に動けなくなっているので、突然、車が現れても、ワンちゃん自身、すぐに避けられません。

6・家から散歩の準備をし出しても、ワンちゃんが行きたがらない。

そんな時は、無理に散歩はやめましょう。

体調が悪くなさそうか観察し、そうでもなく、ただ行きたがらないのであれば、無理に連れ出さず、ワンちゃんに任せましょう。

7・念のため、散歩に行く時は、ケータイやお金は持って出ましょう。

急にワンちゃんお体調が悪くなったり、動かなくなった等あった時、病院へ電話したり、場合によっては、タクシーが必要になります。

愛犬により長生きしてもらうために

大好きなワンちゃん。

どんなに年老いても、行動がどんなにゆっくりになっても、大切な家族に違いありません。

そんなワンちゃんに、少しでも健康で長生きしてもらうには、どうしたらいいでしょうか?

まずは、どんなに散歩の時間が短くなっても、散歩に行くことを、やめないでください。

短い散歩を回数行くことがベストなんですが、飼い主さんの都合、毎日毎日、そうもできない場合、ありますよね?

それでも、せめて1日1回の散歩は続けてください。

ワンちゃんへの刺激になりますし、ワンちゃんはいくら年を取っても、外が大好きです。日光に当たり、風に吹かれることで、リフレッシュできます。

たまに時間がある時でいいので、ワンちゃんとの散歩の中で、のんびり、公園なんかで一緒に過ごして、日向ぼっこしたり、ただ歩く散歩ではなく、どこか外で一休みする時間を作ってください。

大好きな外と飼い主さんと一緒。ワンちゃんは、きっと幸せを感じてくれるでしょう。

私が個人的におすすめしたいアイテム

それは、ペットカートです。

ファッションとして使うのはどうかと思いますが、老犬にはかなり便利だと思います。

調子がいい時は、ワンちゃんい歩いてもらい、疲れて歩けなくなったら、カートに入れて。

それでもワンちゃんは、外の匂いを嗅ぐことはできます。

散歩ができない時は、室内で身体を動かせましょう。

全く1日何もしないのは良くありません。

子犬の頃みたいに(リードはつけませんが)家の中を一緒に歩くのもいいですよね。

そして、ワンちゃんとのスキンシップと、コミュニケーションを忘れないでください。

長い時間一緒に過ごしてきたワンちゃんは、言葉は話せませんが、飼い主さんの言うことを、私たちが思う以上に理解していますし、褒められるのが大好きです。

些細なことでも褒めてあげることで、ワンちゃん自身のモチベーションが高まるはずです。

まとめ

いつの日か、私のわんこも老犬になります。

少しでも健康で、1日でも長く生きてもらえるように、どんなに小さい、わんこからのサインも逃さない、

わんこと意思疎通できる飼い主でありたいです。